女性エンジニアとしてIT業界で働ける人には向上心があります。自分の能力を邁進していかなければならないのがエンジニアの特性であり、女性エンジニアの場合にはそれが切実です。ライフイベントがあると離職しなければならなくなりますが、その間にもIT業界は進歩を続けています。離職して1年から2年が経って現場に戻ってくると、もはや自分の能力は役に立たたないということになりやすく、離職中もスキルアップに努める気概を持っている人に女性エンジニアとしての適性があるでしょう。高い向上心を持って、忙しい合間を縫って少しずつでも知識や技術の習得に努める気概があることが肝心です。
また、ただひたすら勉強をする以外にも離職中にお金を稼ぐ働き方があります。クラウドソーシングを利用して、自分の余剰の時間を使って処理できる仕事を探すと、妊娠中や出産後であっても働いて経験を積むことが可能です。ライフイベントがあったら、それに集中するという人はあまり女性エンジニアとしては適性がなく、離職後に活躍できる可能性が低くなってしまいます。
どのようなときでも前向きにスキルアップに励む姿勢を持っていると、離職しても能力的に大きな問題が生じません。これを義務として行ってしまうようでは、育児のストレスとの板挟みになって精神的に疲れ果ててしまいやすいです。興味関心があって自分から勉強をしてスキルアップしたいと思えることが、エンジニアとして重要になります。